被災地支援事業1日目(4月28日)

第一日目は、午前7時に今回参加する4名の医師が集合し、東北大学の東條玄一先生の御案内で南三陸町の在宅訪問介護者の診察へ向かいました。今回の参加者は     

稲富 徹 先生(日本大学) 大竹映香 先生(日本大学) 横山恵美 先生(埼玉医科大学総合医療センター)そして私。 和気藹藹と出かけました。途中道路には段差があり、車も大きく揺れます。しかし、   

    

 テレビでは見ているものの、現実を目の当たりにすると胸が痛みます。これでも大分きれいになったとのこと。自衛隊の皆様が、懸命に作業をしていらっしゃいました。頭が下がります。   

公立志津川病院仮設診療所までは、所により渋滞がみられたものの、ほぼ順調に移動できました。公立志津川病院仮設診療所で2グループに分かれ、在宅訪問介護者の診察へ向かうことに。私は横山恵美先生と在宅診療に向かいます。      

在宅診療を行う横山恵美先生。(撮影許可を頂いております)

 

エアマットが迅速に提供されており、素晴らしい試みですが、停電など電源の安定的確保が難しく、残念ながら軽い褥瘡ができていました。さらに、この地域はまだ断水しており十分な洗浄が困難なようです。   

断水地域での水は貴重品!

 そこで、私が持参した水なしでも洗浄ができる製品(アルケア株式会社のリモイス®クレンズなど)を差し上げ、とても喜ばれました。こんなとき、皮膚科医の貢献もさることながら、やはり実際に生活している方に何が不足しているのかを知ることが重要なのですね。   

   

被災地のかたに喜んでいただいたリモイスクレンズなど。アルケア株式会社提供。   

その後公立志津川病院仮設診療所へ戻ります。鈴木院長先生とご挨拶をさせていただきましたが、とてもご多忙でいらっしゃるにもかかわらず、病院の現状などを説明してくださいました。   

公立志津川病院仮設診療所の皮膚科診察室

 

   

公立志津川病院院長鈴木先生と御挨拶

 

  

   

    

  

  

  

  

  

   本院のほうは、津波の被害でこの様な状態でした。胸が痛みます。 

  

  

  

  

  

 

 

被害を受けた目の前のガソリンスタンドはこのような状態で営業していました。心から復興を願うばかりです。 

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