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大会プログラム

第1日目 11月27日(土)

オープニング・コンサート 10:00~10:15
【多目的ホール】
演奏:チームあかぎ
1993年、「ゆうあいピック群馬大会」に音楽で参加しようと結成した知的障害(障がい)者の金管バンド。
開会式 10:15~10:35
【多目的ホール】
主催者あいさつ
日本福祉教育・ボランティア学習学会会長 上野谷 加代子 (同志社大学教授)
大会会長あいさつ
ぐんま大会会長 鈴木利定 (群馬医療福祉大学学長)
来賓あいさつ     歓迎のごあいさつ
 
ラウンドセッション 10:35~12:30

「福祉教育・ボランティア学習は、ノーマライゼーションに近づいたか~社会的な支援が必要な人々からの発信~」

 福祉教育・ボランティア学習によってノーマライゼーションがどこまで到達したのか。このことについて福祉教育・ボランティア学習に携わる人々と、学習の素材として関わってきたいわゆる“当事者”の双方が、これからの実践のあり方を語り合います。

【多目的ホール】
コーディネーター:
金井 敏(高崎健康福祉大学)
パネリスト:
岩崎 一芳(群馬県立赤城養護学校)
中野 聡子(東京大学先端科学技術研究センター人間情報工学分野)
酒井 雅彦(前橋市社会福祉協議会)

ポスター紹介

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課題別研究 13:30~16:30
【2F社会適応訓練室】
① 学校教育と福祉教育・ボランティア学習
進行 池田幸也(常磐大学)
報告① 新崎国広(大阪教育大学)
「課題研究の成果と課題」
報告② 軸丸政代(大阪市住吉区社会福祉協議会)
「行政・社協・学校・市民の協同参画型福祉学習教材作成の意義」
報告③ 松本昌宏(日光市社会福祉協議会)
「とちぎ福祉教育研究会の取り組みと学校への実践のアプローチ」
【2F文化教養室】
② 福祉教育・ボランティア学習におけるリフレクション・プログラム
進行 村上徹也(市民社会コンサルタント)
報告① 市川享子(明治学院大学)
「大学ボランティアセンターにおけるリフレクション活動の取り組み」
報告②

原田正樹(日本福祉大学)
「創造的リフレクションの考え方(問題提起)」

【3F第1会議室】
③ メンタルヘルスと福祉教育
進行 松本すみ子(東京国際大学)
報告① 松本すみ子(東京国際大学)
「今、なぜメンタルヘルスの福祉教育が必要か」
報告② 松沢好晃(NPO法人MEW理事)
「精神障がいとともに生きる」
パネルディスカッション
栄セツ子(桃山学院大学)
松沢好晃(NPO法人MEW理事)
島津屋賢子(NPO法人MEW就労支援センター)
松本すみ子(東京国際大学)
【3F第2会議室】
④ 社会福祉協力校事業の今日的意義と役割を探る(ぐんま発)
群馬県内の社会福祉協力校など指定校事業の実践を紹介し、制度が果たしてきた意義や役割を考えるとともに、新しい展開を探ります。
進行 上田 征三(東京未来大学)
基調説明 金井 敏(高崎健康福祉大学)
「群馬県における社会福祉協力校事業のあゆみ」
実践発表① 大澤 貴則(安中市社会福祉協議会)
「福祉体験学習サポーター養成と学校との連携」
実践発表② 羽田 千恵子(高崎市立大類小学校 元校長)
「学校が連携して地域の役に立てること~地域指定福祉協力校の実践」
実践発表③ 石川 隆(群馬県社会福祉協議会 元福祉教育推進員)
「学校と社会福祉協議会の橋渡し~県社協福祉教育推進員の役割」
実践発表④ 佐藤 博之(前橋市教育委員会 教育長)
「学校教育と福祉関係団体との連携」
総括コメント 上田 征三(東京未来大学)
パネル展 10:00~16:00
【前橋市総合福祉会館 1Fオープンスペース】
A 群馬県内の福祉教育・ボランティア学習の実践
B 学生ボランティアの歴史と未来
日本福祉教育・ボランティア学習学会総会 16:50~17:50
【多目的ホール】
情報交流会 18:30~20:00
【前橋商工会議所 サクラの間】

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第2日目 11月28日(日)

自由研究発表(口頭・ポスター) 9:00~12:00

第1、第3分科会 【2F社会適応訓練室】

司会:田村真広(日本社会事業大学)  上田征三(東京未来大学)

第1分科会「概念・原理・歴史・政策」

9:00~
成熟した市民像
三竹眞知子(青葉バリアフリーサポート21)
9:30~
新教育運動にみる福祉教育の源流 -奈良女子高等師範学校附属小学校における池田小菊の「合科学習」に焦点をあてて-
三ツ石行宏(大阪府立大学 大学院)

第3分科会「高等学校を中心とした展開」

10:00~
介護福祉士養成における介護実習の在り方に関する研究 -施設現場が高校生と養成指定校学生の実習生を受け入れる際の配慮・負担等の比較を通して-
日比眞一(久留米学園高校・熊本学園大学 大学院)
10:30~
生徒のアロマハンドマッサージのボランティア実践から効果を考察する
堀江敦子(安中総合学園高校・群馬医療福祉大学 大学院)
11:00~
中等教育における福祉教育のあり方を考える(文部科学省「生きる力」への課題から)
渡辺 岳(神奈川県立七里ヶ浜高校)
11:30~
福祉系高校におけるミクロレベルのレリバンス-入学動機と実習・進路選択の適合性-
岡 多枝子(日本福祉大学)

第4-1分科会「大学を中心とした展開(介護等体験・大学VC含む)」【3F第2会議室】

司会:奥山留美子(山形県立山辺高校)  エイムズ唯子(高崎健康福祉大学)

9:00~
〈学び〉の仕組みとしての障害学生支援を再考する-障害者支援の実践を通した福祉教育・ボランティア学習の射程-
安田真之(立命館大学 大学院)
9:30~
大学初年度におけるサービスラーニング受講を契機とした態度特性変化-「学び」へのモチベーションビルディングに注目して-
山田一隆(関西国際大学) 尾崎慶太(関西国際大学)
10:00~
海外サービスラーニング(カンボジア)のプログラム評価-コミュニティパートナーの評価から見る大学生と地域住民との協働の可能性-
尾崎慶太(関西国際大学) 山本秀樹(関西国際大学)
10:30~
「おくりびと」バリアフリー版上映会を通した学生の変容
奥山留美子(山形県立山辺高校) 渡部 諭(東北芸術工科大学)

第4-2分科会「大学を中心とした展開(介護等体験・大学VC含む)」【3F第3会議室】

司会:齋藤ゆか(聖徳大学)     関口喜久代(群馬医療福祉大学)

9:00~
ボランティア学習における「参画」の段階的取り組み評価-アートパークプロジェクトを通じて-
神谷明宏(聖徳大学)  齋藤ゆか(聖徳大学)
9:30~
アートパークプロジェクトを通じた地学連携と学生参画の意味
齋藤ゆか(聖徳大学)  神谷明宏(聖徳大学)
10:00~
大学生によるフェアトレード商品の販売と情報発信-群馬県館林市における東洋大学ハートバザールの事例-
子島 進(東洋大学)  加藤大貴(東洋大学 学部生)
10:30~
若年性認知症者へのサポートから見えてきた認知症についての意識変容-フットサルによる大学生との交流から-
西川潤子(鈴鹿医療科学大学) 岡正寛子(鈴鹿医療科学大学)

第4-3分科会「大学を中心とした展開(介護等体験・大学VC含む)」【2F文化教養室】

司会:日開野博(四国大学短期大学部)   平野和弘(東洋大学)

9:00~
大学VCにおける個別相談に来た学生へのフォローアップの一考察
脇坂博史(桃山学院大学)
9:30~
保育士養成におけるボランティア活動実践の効果と課題-大学1年次におけるボランティア活動実践に関して-
足立勤一(群馬医療福祉大学) 森 慶輔(群馬医療福祉大学)
10:00~
立命館大学におけるボランティア教育の取り組み(1)
角谷嘉則(立命館大学)
10:30~
立命館大学におけるボランティア教育の取り組み(2)-サービスラーニング科目の教育効果-
中根智子(立命館大学)
11:00~
実践からみる大学ボランティアセンターの機能
市川享子(明治学院大学ボランティアセンター)

第5-1分科会「地域・施設・社協を中心とした展開」【3F第4会議室】

司会:安藤雄太(東京ボランティア市民活動センター)  永田理香(高崎健康福祉大学)

9:00~
学童保育における子どもの「居場所」についての研究
関 由美子(埼玉大学大学院) 河村美穂(埼玉大学)
9:30~
ニーズと人づくり地域づくりの関わりから見る福祉教育的な取り組み(第Ⅰ報)-埼玉県、市町村社協の実践事例の質的分析から-
河村美穂(埼玉大学)  高木義昭(埼玉県社会福祉協議会)
10:00~
ニーズと人づくり地域づくりの関わりから見る福祉教育的な取り組み(第Ⅱ報)-感性と住民協働で磨く福祉教育的ニーズ-
長谷川裕司(志木市社会福祉協議会)牛久保し乃ぶ(東松山市社会福祉協議会)
平野美江(川越市社会福祉協議会)  浦上利詠(吉川市社会福祉協議会)
長岡素彦(NPOユニバーサルデザイン・ステップ) 大橋太郎(さいたま市社会福祉協議会)
10:30~
ニーズと人づくり地域づくりの関わりから見る福祉教育的な取り組み(第Ⅲ報)-社協実践のプロセスと展開から見る人づくり地域づくり-
牧野郁子(鶴ヶ島市社会福祉協議会)  多田和枝(ふじみの市社会福祉協議会)
野田 剛(飯能市社会福祉協議会) 金子雅恵(鳩山市社会福祉協議会)
野口恵子(長瀞町社会福祉協議会)
11:00~
小児医療におけるボランティア活動の実態と課題-小児専門病院におけるボランティアの認識から-
高橋恭子(神奈川県立保健福祉大学)  米山雅子(神奈川県立保健福祉大学)
山崎美貴子(神奈川県立保健福祉大学) 和田久美子(東海大学)

第5-2分科会「地域・施設・社協を中心とした展開」【3F第5会議室】

司会: 諏訪徹(厚生労働省)  菱沼幹男(日本社会事業大学)

9:00~
都市高齢者の生活における福祉ボランティア活動の役割についての一考察-シニア世代の活動者へのインタービュー調査を中心に-
永井拓己(日本福祉大学 大学院)
丹羽啓子(日本福祉大学) 柏原正尚(日本福祉大学)
9:30~
文化活動を中心とした住民組織による地域福祉活動の可能性-S市南部地区における聴き取り調査結果をもとに-
丹羽啓子(日本福祉大学)
10:00~
都市コミュニティにおける福祉イベントへの参加促進プロセスに関する研究-キャンペーン事業を用いた社会実験分析を中心に-
柏原正尚(日本福祉大学)
10:30~
地域を基盤とした福祉教育推進に関する現状と課題-千葉県福祉教育協力校および千葉県内市町村社協への調査結果を通して-
松山 毅(順天堂大学) 鈴木鉄也(千葉県社会福祉協議会)
11:00~
『学校・社協・地域(家庭)がツナガル“福祉共育”プレゼンテーション』-学校を基点とする“福祉教育”から地域を基盤とする“福祉共育”への移行プロセス②-
亀崎泰広(大阪府泉南郡岬町社会福祉協議会)
立花直樹(大阪府泉南郡岬町社会福祉協議会)

第6,7分科会 【3F第1会議室】

司会:新崎国広(大阪教育大学)     金澤貴之(群馬大学)

第6分科会「実践プログラム・評価に関する報告」

9:00~
協働参画型福祉学習教材の作成プロセスに関する一考察 ―大阪市小中学生地域福祉学習事業福祉教育リーフレット作成委員会の取組2(中間報告)―
軸丸政代(大阪市住吉区社会福祉協議会) 新崎国広(大阪教育大学)
9:30~
『学校教育実践における福祉教育教材の研究2』  ―大阪市小中学生地域福祉学習事業福祉教育リーフレット作成委員会の取組(中間報告)―
新崎国広(大阪教育大学)

第7分科会「海外の動向などに関する報告」

10:00~
日・韓の航行における奉仕活動の現状と課題(その1)
劉 光鍾(千葉県生涯大学校) 小倉常明(淑徳大学)
10:30~
日・韓の航行における奉仕活動の現状と課題(その2)
小倉常明(淑徳大学)  劉 光鍾(千葉県生涯大学校)
11:00~
リフレクティブな福祉教育プログラムの提案-リアリティのある体験学習「よしかわジュニアボランティアスク-ル2010」の試みから-
浦上利詠(吉川市社協)  河村美穂(埼玉大学)

ポスター発表 9:00~12:00 【前橋市総合福祉会館 1Fオープンスペース】

司会: 根岸洋人(高崎健康福祉大学)

① 初年次教育(実学臨床教育プログラム)の有効性について

-受講生による振り返りから検討-
佐藤泰伸(東北福祉大学) 阿部利江(東北福祉大学)
千葉信彦(東北福祉大学) 小崎浩伸(東北福祉大学)
樽本健一(東北福祉大学 大学院) 大橋厚太(東北福祉大学 大学院)

② 継続的な実践学習による学生の経年変容について

-学生インタービュー調査結果から-
千葉信彦(東北福祉大学)小崎浩伸(東北福祉大学) 佐藤泰伸(東北福祉大学)
阿部利江(東北福祉大学)富樫亜紀子(東北福祉大学)
樽本健一(東北福祉大学 大学院) 大橋厚太(東北福祉大学 大学院)

③ 保育者養成課程における学生の施設実習後の意識の変化(その1)

五十嵐淳子(愛国学園保育専門学校) 小川知子(愛国学園保育専門学校)
船田鈴子(愛国学園保育専門学校) 矢野明宏(東日本国際大学)

④ 保育者養成課程における学生の施設実習後の意識の変化(その2)

小川知子(愛国学園保育専門学校) 五十嵐淳子(愛国学園保育専門学校) 
船田鈴子(愛国学園保育専門学校) 矢野明宏(東日本国際大学)

⑤ 保育者養成課程における学生の施設実習後の意識の変化(その3)

船田鈴子(愛国学園保育専門学校) 五十嵐淳子(愛国学園保育専門学校)
小川知子(愛国学園保育専門学校) 矢野明宏(東日本国際大学)

⑥ 青少年における障害者と健常者の相互交流を促進するための実践的検討

相羽大輔(筑波大学 大学院) 奈良里紗(筑波大学 大学院)
高作 朗(Normalization Sports Association)

⑦ 障害者と健常者の交流を推進する市民活動について考える

―インクルーシブスープレシピの開発を活かした実践から―
奈良里紗(筑波大学 大学院) 大部令絵(筑波大学 大学院)
井坪優太(Normalization Sports Association) 相羽大輔(筑波大学 大学院)

⑧ インドネシアの自閉症児教育における教員研修

―ジャカルタ国立大学における教員研修会から―
大部令絵(筑波大学 大学院)  相羽大輔(筑波大学 大学院)
シンポジウム 13:00~15:30

「共生の創出と福祉教育・ボランティア学習」

 反福祉的な状況が新たな「生きづらさ」を生み出している今日、共生をめぐる議論は多岐にわたっている。共生の価値を探求する一方で、共生できない現実を見定めながら、どうすれば共生社会が実現できるのか。さらには共生の文化を創出していけるのか。総論賛成・各論反対という意識傾向が強いなかで、「共生しましょう」というスローガンだけに終わらせてはならない。このことに地域のなかで向き合っていくためには、具象に基づく私たち一人ひとりの「学び」が大切であると考えたとき、具体的な福祉教育・ボランティア学習に引きつけて、その展開について模索したい。

【多目的ホール】
コーディネーター:
上野谷 加代子 (学会会長・同志社大学)
シンポジスト:
川本 隆史 (東京大学)
勝部 麗子 (豊中市社会福祉協議会)
河村 美穂 (埼玉大学)
コメンテーター:
小林 繁 (明治大学)

コーディネーター・シンポジスト・コメンテーター紹介

PDFファイル


閉会式 【多目的ホール】 15:35~15:50

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